加齢性黄斑変性症

 黄斑は、網膜の中心の直径2ミリの範囲のことで、神経が収束した部分です。この黄斑に異常が起こるのが加齢性黄斑変性症です。網膜の上皮細胞が変質することで起こると考えられています。黄斑に脈絡膜新生血管ができて、そこからにじみ出た血液によって黄斑部分が盛り上がったり、網膜や硝子体に出血したりして、黄斑部に障害を受けることになります。

 症状は、黄斑部が網膜の中で最も重要な役割を果たす場所であるため、物がゆがんで見えたり、視野の中心部がぼやけて見えたりします。これが進行すると、中心部の視野を失うことになります。

 加齢性黄斑変性症は栄養状態や高血圧、喫煙、遺伝などが関与すると言われています。これらは、フリーラジカルに関連するものがほとんどですが、ビタミンA、C、Eと亜鉛の抗酸化物質の摂取が予防と治療に効果があることがわかっています。

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 最近ではレーザー光で新生血管を焼き固める光線力学的療法が登場しました。血管から注入した光感受性物質が異常の新生血管に取り込まれたときに、レーザー光を照射し、光化学反応を起こす治療方法です。


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